若月 竜馬
2015年入社
生産支援事業部 榛名作業所 主任
一足遅れた就職活動で、
出会ったその会社
就職活動の開始は、遅い方でした。特にやりたいこともなかったので、当時専攻していたマテリアルに関する卒業研究に没頭していたんです。そんなスタートだったので、説明会自体が少なく、条件が良さそうな会社を見つけてはエントリーするといったことを繰り返していました。
岡本工業には、中でも強い興味を惹かれたことを覚えています。精密加工やFAの仕事は面白そうでしたし、創業して50年以上が経っている歴史にも安定感を感じました。また、学んでいた理系の知識も、仕事次第で生かせそうだと思ったことも、志望した理由です。商社や人材派遣など、いくつかの業種も受けていたのですが、最後には迷わず岡本工業を選びました。
多種多様な依頼に、正確にお応えする
入社後は、思いがけず生産支援の仕事に就きました。主な役割は、現場監督としての工程管理です。お客様から頂く、「生産の際に、もっとこうしたい」という希望を受け、それを叶えるべく人やモノを用意し、工事を実施。最終的に納品するまでが、仕事の範囲です。ご要望も、お客様により様々です。シンプルな設備の改良もあれば、工場全体の環境改善もある。機械のメンテナンスや配管の交換、機械の配置転換もあります。時には、「工場全体の安全性を高めたい」という要望を頂くこともあるんですよ。いずれにしても、現場を知り、現場を変えることが使命です。
現在、担当している現場は3つ。同時に動くこともあるので、明日、今週、今月と、長短のスケジュールを把握する必要があります。また、日々、タスクが増えていくので、それらに優先順位を付け、簡単に終わらせられる件から片付けていくことも重要です。加えて、「分からないことは、分かる人に聞く」という姿勢も大切。知識不足を嘆いてうんうんと唸っているくらいなら、詳しい方に教えを請う方が勉強になるし、効率的です。
成長が、次の仕事をやりやすくする
複数の仕事を平行させることは、やっぱり大変。ですが、同時に達成感もあります。立て込んでいた仕事が次々と片付き、それぞれのお客様にご満足頂けた際は、本当にスッキリとするものですよ。
また、自分の成長が分かるという点も、仕事のやりがいです。初めはお互いに良く知らなかったお客様でも、仕事を通じて少しずつ信頼を感じて頂き、最終的に指名でお仕事を頂けることもあります。また、協力会社の方々も、それは同様。現場監督としてのスキルが認められれば、依頼にもスムーズに応えて頂けます。周囲の方を通じて自身の成長が見てとれることは、怖くもありますがやりがいにもなります。これからも、もっとたくさんの信用を集めたいですね。